鬼怒川大水害訴訟 Kinugawa Huge Flood Litigation

現在の支援総額 Total amount of current support

6,000円 ¥ 6,000

0%

目標金額 Target amount

1,000,000円 ¥ 1,000,000

パトロン数 Supporter

3 人 3 supporters

支援する Support a Case

2015年9月9日の「平成27年9月関東・東北豪雨」時に鬼怒川が溢水・越水して、茨城県常総市で大水害が発生しました。国が自然堤防の掘削を適切に対処しなかったり、低い堤防を放置していたことが、水害を引き起こし、被害を拡大しました。大水害で被害を受けた私たち原告は、河川行政の過ちを今後繰り返さないためにも、行政の責任を問うこの訴訟が必要だと考えています。
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 2015年9月9日午後9時頃,台風18号が温帯低気圧に変わった後,関東地方から東北地方にかけて大雨となり,特に栃木県北部で長時間にわたる強い降雨がありました。この降雨は,「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名されています。
この豪雨により鬼怒川に水が集まって増水し、常総市内では,①若宮戸地区で堤防を越えて水が堤防外に流れ出す溢水が、②上三坂地区で堤防の決壊が、相次いで起こり、その結果、茨城県常総市の鬼怒川左岸側のほぼ全域である約40㎢が浸水被害を受けました。私たち、「鬼怒川大水害」国家賠償請求訴訟の原告は、この鬼怒川大水害で被害を受けた者です。

 2018年8月7日、水戸地方裁判所下妻支部に、国を被告として、「鬼怒川大水害」国家賠償請求訴訟を提訴致しました。同年9月3日の追加提訴と併せて、原告は22世帯・33名となりました。

 私たち原告は、国に大きく分けて次の3つの責任があると考え、この訴訟を提起しました。

1 若宮戸地区で溢水を惹起した
 若宮戸地区で堤防の役割を果たしていた砂丘林を河川地域に指定せず、土地所有者が掘削して低くなった部分に土嚢を2段積んだだけで放置して、溢水を引き起こした。

2 上三坂地区で越水と破堤を惹起した
 上三坂地区の河口から21.00kmの地点で、堤防高が低く,河川管理施設等構造令20条が定める確保すべき堤防高を大幅に下回っていたのに築堤を行わず、越水と破堤を生じさせた。

3 浸水被害を拡大した
 常総市東部は,鬼怒川と小貝川に挟まれた低平地で,その間にこの地域の排水河川として北から南へ流れる八間堀川があります。若宮戸地区での溢水と上三坂地区での破堤による流入水は、八間堀川に到達し、八間堀川を流下してその下流部で氾濫しました。国が管理する八間堀川排水機場は一旦運転を停止しましたが、その後の運転再開が遅れたことにより,適切な排水処理が行われなかったことが、水海道市全体に被害を拡大しました。

 私たち原告は、様々な環境問題に取り組んできた11人の弁護団と、治水問題に詳しい学識経験者等のご支援を得て、訴訟を進めています。
折しも、鬼怒川大水害国賠の提訴直前の2018年7月8日に、中国地方を中心とする豪雨災害が発生、岡山県真備町では多くの方が亡くなる大水害が起こりました。この水害についても、鬼怒川とよく似た治水行政の問題が指摘されています。
水害は、皆さんの住んでいる地域でも起きるかもしれません。今後、同じような、人災とも言える災害が繰り返されないよう、治水行政のあり方を問うていきたいと考えています。

 鬼怒川大水害国賠訴訟に、ご注目、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。
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