ありがとう6周年!『CALL4関西フェス』12/7に開催
社会課題の解決をめざす“公共訴訟”のウェブプラットフォームCALL4は、この秋、6周年を迎えました。日頃の感謝を込めて、9月の東京に続いて大阪でも『CALL4関西フェス』を開催します。
2年連続での大阪開催となる本イベントは、「社会を動かす声を聴こう、会話しよう」をテーマに、公共訴訟について学べるセッション、みんなで楽しめるワークショップカフェ、多国籍スイーツを味わいながら交流できる場などをご用意しました。ぜひ、友だちお誘い合わせの上、気軽にご参加ください♪

◽️日時
2025年12月7日(日)15:00〜18:30(開場14:30、閉場19:00)
参加無料/事前予約制(先着順)
◽️場所
SOU

大阪市北区本庄東3-4-40
大阪メトロ谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目駅」徒歩10分
※お車の場合は近くのコインパーキングをご利用ください
※会場は途中入退室OKです
※キッズスペースをご用意します
※特別な配慮が必要な方がいらっしゃいましたら12月1日までにメールでお問い合わせください(official@call4.jp)
◽️参加方法
本イベントは事前予約制です。下記のボタンより参加チケットのご予約をお願いします。
よろしければCALL4への寄付つきチケットをご検討いただけますと幸いです。ご寄付は本イベントの運営費用などCALL4の活動費に充てさせていただきます。
◽️プログラム
公共訴訟に声をあげたユース世代の原告3人それぞれのストーリーを聞き、憲法学者の木下昌彦さんとともに、その「あげられた声が法と社会をどう動かすのか」についても語り合います。
▶︎16:15-17:15【茶話会:Crossborders おやつ】
多国籍スイーツ&ドリンクを販売予定!ご来場の皆さんやゲスト、CALL4メンバーとで交流タイム♪
▶︎17:15-18:30【トークセッション第2部:正義を語りなおす [朱 喜哲さんとの法×哲学カフェ]】
哲学者の朱 喜哲さんをゲストをお迎えしての哲学対話! 公共訴訟を「社会の残酷さを減らすための会話」の実践として捉え、その営みがどんな正義を形づくるのかをみんなで考えます。
◽️トークセッション

第1部:声をあげると、何が生まれる? —公共訴訟の現場から—
もしも、女性が不妊手術を受けるためには、子をすでに出産していることや配偶者の同意が必要で、従わなければ罰則を受ける――そんな法律があったとしたら。もしも、そんな法律を変えたくて、国会議員に立候補しようとしても、「25歳/30歳未満だから」という理由で、その道を閉ざされてしまうとしたら。そんな「もしも」は、今まさにこの瞬間、私たちの社会に、理不尽なかたちで存在し続けています。
それでも、「変わらない」と諦めずに、「そういうものだから仕方ない」で終わらせずに、「声」を上げ続ける人たちがいます。
公共訴訟の原告として立ち上がったユースの皆さんは今、裁判のプロセスを通じて何を経験し、何を思っているのか。その「声」に耳を澄ませ、憲法学者・木下昌彦さんとともに、「その行動が法と社会をどう動かすのか」を考えます。

第2部:正義を語りなおす[朱 喜哲さんとの法×哲学カフェ]
「司法は最後の砦」と言われるけど、それってどういう意味? 本当に「砦」なの? 司法で実現される「正義」って誰のもの? そもそも「正義」って何だろう。そんな哲学的な問いを出発点に、哲学者の朱 喜哲(ちゅ ひちょる)さんと、公共訴訟の役割や広がりを語り合います。
朱さんの研究対象でもある哲学者ローティの「連帯」や「偶然性」の思想を手掛かりに、公共訴訟を互いの痛みに気づき「社会の残酷さを減らすための会話」の実践として捉えてみる。そして、司法という制度の中で、誰がどんな言葉で語り、どんな声が聞かれていくのか、その営みがどんな正義を形づくるのかを考えます。
朱さんのリードのもと、あなたも一緒に「会話」してみませんか? 社会の構造の中で生まれる不公平や痛みに思いを巡らすきっかけにもなるはずです。

CALL4初のZINE『コジン』創刊号など、チャリティグッズも販売!
会場では、CALL4初のZINE『コジン』やオリジナルトートバッグなどのアイテムを販売します。6周年を記念して発売し、東京開催のCALL4フェスでも人気を博した『コジン』創刊号(¥400)のテーマは、「CALL4 × からだ」。有志のCALL4メンバー19名による“からだ”にまつわるエッセイを掲載しています。