2022.9.8

3年のあゆみを振り返る「CALL4 HISTORY」

CALL4は、おかげさまで3周年。

たくさんの皆様に支えられ、CALL4は9月に3周年を迎えます!今回は、感謝を込めて、3年間のあゆみをお届けします。
9月10日には3周年記念トークイベントも開催!ぜひご期待ください♪

CALL4 HISTORY

CALL4は司法を通じた社会課題の解決を目指す公共訴訟を支援するため、クラウドファンディングや訴訟の背景にある人物の物語を伝えるストーリーページ、訴訟資料のデータベースなどを提供する、ウェブプラットフォーム「CALL4」を2019年9月9日に開始いたしました。

多くの支援者の方がたに支えられ、正式リリースから3周年を迎えたCALL4の累計クラウドファンディング額は6,000万円超、ケースへの累計支援件数は9,500件超となりました。また、訴訟の背景にある人物のストーリーや、公共訴訟についてわかりやすく解説するコラムや動画など、CALL4が独自で制作したコンテンツは100件になりました。

CALL4は今後も、クラウドファンディングをはじめとするケースサポートを通じて、司法をより身近に感じていただけるよう日々活動してまいります。

CALL4代表メッセージ
3周年を迎えて

「三権」の一つとされながら、司法は人びとから縁遠くありました。社会を変えたいと思う時、訴訟を起こしてみようとか、裁判を応援してみようといったことは選択肢の一つにはなっていませんでした。この縁遠さをどうにかしてみたら何か変わるかもしれない、そんな思いからCALL4は始まりました。

3周年を迎え、これまでを振り返ってみて、これほど多くの人たちに支持してもらえるとは思っていなかったというのが率直な感想です。公共訴訟が提起しているさまざまな社会的イシューへの関心、公共訴訟そのものへの関心、またそうした動きを支えるCALL4への関心。多くの人たちから大きな期待を寄せられているのを感じます。この3年間で、ケース数は初年度の3倍になり、総寄付額は約10倍となりました。さまざまなメディアに取り上げていただき、今はCALL4の活動に参画したいと言ってくれる人たちも途絶えることがありません。

原告からは、CALL4があったから声を上げることを決意することができたと、弁護団からはCALL4を通じて得られたサポートでこれまでに比べてはるかに充実した訴訟を展開できたと、メディアの記者からは最近は何が起きてるかを知るためにCALL4のサイトを見ますと、言ってもらえました。

まだゆっくりとではありますが、少しずつ司法を、そして社会を変えつつある実感があります。私たちはこの歩みを止めません。

声を上げるよりも沈黙を強いられることが普通でなくなるように、能動的に社会を変えていく手段が私たちのものとなるように、さらに活動を続けていきます。


CALL4代表理事 谷口太規

【9月10日】3周年記念オンライントークイベント開催!

CALL4 ✖️ NO YOUTH NO JAPAN
わたしたちが生きたい社会をつくる公共訴訟

CALL4と、若者が気軽に社会課題について学ぶことのできるメディアを運営する「NO YOUTH NO JAPAN」とのコラボレーション企画が実現!
司法を通したソーシャルチェンジを考えるイベントを開催します。

【日程】9月10日(土)
【時間】PART1)13:00〜14:00/PART2)14:15〜15:15
【配信】YouTubeライブ配信(URLはPART1PART2

PART1では「社会を変える手段としての公共訴訟」をテーマにパネルディスカッションを開催。PART2では具体的に「U30が政治家になれる社会」実現に向けた本気の作戦会議をします。
わたしたちが生きたい社会への変化を一緒に描いてみませんか?

都内イベント会場での観覧は満席となってしまいましたが、どなたでもオンラインで無料でご視聴できます!