2025.8.16

ありがとう6周年!『CALL4フェス』9/27-28に開催

in SHIBAURA HOUSE(東京港区)

社会課題の解決をめざす“公共訴訟”のウェブプラットフォームCALL4は、この秋、正式リリース6周年を迎えます。そこで6周年を記念して、9月27日(土)・28日(日)に東京で『CALL4フェス』を開催いたします(関西開催も計画中)。

「公共訴訟、最前線!」と題して実践者が新たな知見を分かち合うセッションから、最高裁判事を退官されたばかりの宇賀克也氏による講演、「差別とのたたかい」「民主主義のゆくえ」など気になるテーマの豪華ゲストによるトークライブをラインナップ。常設展示や、フード&ドリンクバーなどもお楽しみいただけます♪

参加無料・出入り自由ですので、ぜひ知人友人お誘い合わせの上、気軽にお立ち寄りください。

◽️日時

2025年9月27日(土)13:30〜20:30
     28日(日)10:30〜21:00

参加無料/入退場自由

◽️場所

SHIBAURA HOUSE

〒108-0023 東京都港区芝浦3-15-4
JR 田町駅芝浦口より徒歩7分/地下鉄 都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分
※お車の場合は近くのコインパーキングをご利用ください
※Day1の終日、Day2の開場から16時30分までキッズスペースをご用意します(託児は予約制、追って広報します)

◽️セッションへの参加方法

トークセッションのお席は無料・先着順です。席は埋まり次第、立ち見となります。予約観覧席の寄付チケットを一部ご用意する予定ですので、確実に着席されたい方はご予約ください(宇賀克也氏の講演については、全席予約席になる可能性があります)

両日のセッションについての詳細発表と予約受付開始は9月初旬を予定しています。CALL4公式SNSメルマガでお知らせいたしますのでぜひフォローください(予約はマンスリーサポーターさんへ先行してご案内予定です)

Day1

CALL4掲載のさまざまなケースに携わる弁護士・原告・支援者の方々をお招きして、公共訴訟の最前線で奮闘する中でのチャレンジや悩みを伺います。国際人権法を活用した主張や統計的立証などの新たな実践から、問題を社会に広げる工夫、原告として立ち上がることのリアルなど、幅広いテーマを取り上げます。
実務家・原告の方はもちろん、今、公共訴訟の現場で何が行われているのかを知りたい方にオススメです!

Day2

公共訴訟を軸にさまざまな方向を光で照らし出す、魅力的なトークライブを多数お届けします。ポリタスTV『月刊公共訴訟』の公開収録から、声をあげたユース3人と宇野重規氏による「民主主義」をキーワードにした座談会(オードリー・タン氏からのビデオメッセージも!)、元最高裁判事の宇賀克也氏の講演など、どれも必聴の内容です。

オリジナルZINE販売も!

6周年を記念して、CALL4初のZINE『コジン』を発売予定です。記念すべき創刊号のテーマは「CALL4 × からだ」。CALL4ではこれまで、旧優生保護法訴訟、俺裁判など、“自分のからだ”を生きていくための訴訟を数多く掲載してきました。今回のZINEでは、CALL4の有志メンバーを中心に、“からだ”と社会とのつながりをエッセイやイラストなどで表現します(表紙画像は仮)

◽️代表メッセージ

おかげさまで盛況のうちに幕を閉じた5周年フェスからはや1年——。ある法律家の方に、「司法がテーマなのにどうしてこんなに若い人たちが楽しそうに集まっているのか、信じがたい!」と感想をいただいたように、みんなで真剣に学び、笑い合った時間が今年もやってきます。6周年フェスは「“声をあげる”をつないで社会を変えていく」をコンセプトに、声をあげることの意義を深めるトークライブを多数ご用意して皆さまをお待ちしています。ドリンクを片手に、聴いて、会話して、ソーシャルチェンジにふれてみる。そんな時間をぜひご一緒しませんか。

CALL4共同代表 丸山 央里絵
私たちが公共訴訟に可能性を見出す一つの理由は、司法が、時に聞かれにくい声が聞かれる場となり、その声が多くの人たちの対話をもたらす契機になるからです。あげられた声、それへの応答、今大きな社会問題となっている「分断」は、その積み重ねによってしか乗り越えられないように思います。CALL4の6周年では、声をあげた原告、その声に呼応し法につなげる実践者たちのお話をじっくりと聞かせていただきます。また、最高裁在任中、一つ一つの訴えに、本当に誠実に、精緻に、応答し続けてこられた宇賀克也元判事においでいただきます。この場で交差する声が新たな社会の輪郭を作っていく、そんなことを今から夢想しています。

 CALL4共同代表 谷口太規