オープンコート訴訟 —法廷の“秩序”を問う— Open Court Lawsuit — Questioning the “Order” in the Courtroom —

この訴訟の原告らは、自らのアイデンティティや仲間との連帯、尽力してきた活動を象徴するアイテムを身につけて裁判に参加しようとしたところ、裁判官はこれらを隠すよう命じました。その理由は法廷の“秩序”。この命令により、原告らは、裁判の傍聴や円滑な弁護活動を諦めるか、大切なアイテムの着用を諦めるか、という二者択一を迫られました。私たちは、法廷の”秩序”の意義を問い直し、より開かれた裁判の実現を目指します。 The plaintiffs in this lawsuit attempted to attend the trial wearing items that symbolize their identity, solidarity with their peers, and the causes they have long worked for. However, the judges ordered them to conceal these items, citing the need for “order” in the courtroom. As a result of this order, the plaintiffs were forced to choose between giving up their right to observe and participate fully in the trial and concealing the cherished items that hold deep meaning to them. This lawsuit questions the meaning of “order” in the courtroom and works toward a more open and accessible court.
ケースに支援いただいた方たちのコメントです Comments from the people who supported the case


裁判の邪魔になるという根拠を具体的に示さず、恣意的に傍聴人の服装や着用品を規制することは、傍聴に行くことを萎縮させ、原則公開の開かれた裁判とは真逆の方向にいくものと思います。
私も、家庭裁判所に申立書を出しに行くだけ(法廷ではない)なのに、マスコットのぬいぐるみをしまうように指示されてしまいました。こういうことには納得できません。応援しています。
LGBTQの権利擁護が問題となる訴訟で、レインボーを身につける表現行為がメッセージ性があるからという理由で規制されることが許されるならば、「レインボーは身につけない」という反対表現行為にもメッセージ性があると言えるのではないでしょうか。
一方のみを規制することの合理性が私には理解できません。
また、旗を掲げたり全身レインボーコーデでまとめるなどの目立つ形ではなく、
目立たないささやかな形で身につけている程度ならば、特段法廷の秩序を乱すとも考えられません。
当事者やアライのプライドの象徴であるレインボーグッズを「外させる」「隠させる」という横暴は、
正当な法廷警察権の行使と言えるでしょうか?
本件訴訟を応援します。
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