家事労働者にも労災認定を!訴訟 Accreditation of workers; compensation for domestic workers! lawsuit
2015年5月、寝たきりの高齢者のお宅で家事業務や介護業務のため、住み込みで1週間ほぼ24時間休みなしで働いていたAさんが亡くなりました。しかし、国は家事労働者には労働基準法が適用されないことを理由に労災を認定しませんでした。
遺族は、家事労働者に労災が認められないのは不当だとして、不認定処分の取り消しを求めて提訴しました。これは、すべての家事労働者の権利回復に関わる裁判です。
In May 2015, Mr. A, who lived in the house of a bedridden elderly person and worked almost 24 hours a day for a week, died. However, the government did not certify workers' compensation on the grounds that the Labor Standards Act does not apply to domestic workers. The bereaved family filed a lawsuit, claiming that it was unfair that domestic workers were not allowed to receive work-related injuries, and sought to have the disapproval disapproved. This is a trial about restoring the rights of all domestic workers.
ケースに支援いただいた方たちのコメントです Comments from the people who supported the case
少額ですが、応援させていただきます。
高いところから、どうか見守っていて下さい。
最近は個人事業者などの労働者性が認められ労災がおりることも増えてきたにもかかわらず、「家事」に従事するものは労働者になれないのは、あきらかに差別。勝訴あるのみ。非正規だけど労基法は適用されているいち労働者から、わずかながらカンパいたします。
責任も重く、介護者等から片時も目が離せず重労働。賃金の在り方の見直しや、労災認定は必要。 応援します。
長時間労働の末に亡くなったのに、あんまりです。
説明文では、東京地裁が、介護の部分だけしか働いていないかのような解釈をしたとのことですが、これが本当なら心底憤りを覚えます。
家事労働+介護、つまり、家事労働を通常の労働とみなし、介護に当たった4時間以上を全て時間外労働と見なすような解釈もできたのではないでしょうか。
この女性の労災が認められることと、今後家事労働が正しく認められる社会が実現することを切に願います。
薄謝ですが、裁判支援金として送らせていただきます。
両親や義母の介護は家族以外の介護支援者がおられなければ続けられなかったと実感する者です。
ようやく一審判決が来年には出そうな見通しです。勝訴敗訴に関係なく裁判は続きそうです。
脱法まがいのスキーム、時代錯誤の法律に対して、裁判所があるべき判断をしてくれることを望んでいます。
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