「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟【アーカイブ】 A human-like way of working for teachers who raise humans
一人の現職の教員が戦っています。「私たちの世代で、この長時間労働に歯止めをかけなければならない」一個人の利益のためではなく、教育の未来について考え、危機感から戦っているのです。これは、一教員だけの問題ではない。教育に関わる全ての人の問題です。教育の未来のため、支援をお願いします。
追記:2023年3月8日最高裁への上告は受理されず棄却され、この裁判は終了しました。
One current teacher is fighting. "Our generation must put a stop to these long working hours." He is not fighting for his personal gain, but out of a sense of crisis, thinking about the future of education. This is not just an issue for one teacher. It is an issue for everyone involved in education. Please support him for the future of education.
*On March 8, 2023, the appeal to the Supreme Court was not accepted and was dismissed, and the trial has come to an end.
ケースに支援いただいた方たちのコメントです Comments from the people who supported the case
しかしながら、結果はどうであろうと、このような訴えを行い続けることが重要であると思います。その第一歩を踏み出した方々へ少しでもお役に立てればと思い、微力ながらも今回支援させていただきたいと思います。
そして教育現場の環境改善は、教員の方々の働き方改革がなされなければ達成されることはありません。
この訴訟が正しく行われなければ、教育現場は疲弊し、子どもたちが安心できる教育から遠ざかってしまうことで、そこから社会不安や、ひいては国力の低下まで繋がってしまうでしょう。
ぜひとも、良い結果を勝ち取ってください。
応援しています。
長期にわたり、ご活動を拝見させていただいています。
働かせ放題のシステムが違法であることを、はっきりさせましょう。
応援しています。
微力ではありますが、支援という形でおうえんしています。
私は広島県東部にある市の中学校で勤務しております。県教委は、働き方改革は進んでいると強調しておりますがそんなことは一切ありません。
本校はみんなが帰らなきゃと思い始める時間が19:30。ほとんどの先生が仕事に追われ毎日20時〜21時くらいまで残っています。酷い時は23時です。
教諭がみな帰ったら校長が教頭に指導する時間が毎日1時間以上あります。
校長は市で1番進んだ学校を作るために多くのことを求め、遅くまで働かざるを得ない状況を何とも思っていません。気に入らないこと、把握していないことがあると感情的になり、きつい口調で責めます。
校長の命令で、修学旅行の出発の日、電話番をしてと言われ5時から学校で待機しなければならない教員もいますし、英検の日は勤務時間外でも、試験監督をしなければなりません。しかしそれらに対して一切賃金は出ません。こんな定額働かせ放題の職業誰がしたいでしょうか。このままでは日本の未来は暗いですよね。
給特法を都合よく解釈し、現場の教員を不当に働かせてる現状。
そして、現場管理者である校長もまた、現場教員の労働状況に苦悩している様子が垣間見えました。
なおさら、その運用を指揮している公権力は罪深く感じます。
この裁判を通じて、立法府が動き出す事を強く望んでます。
子育てに研修に業務にと、ずっとバタバタと生活をしてきました。皆、当たり前のように行っています。20年以上務めていても、毎年「来年はもっと余裕ができる(どんどん降りてくる新しいことにも慣れる思う)はずだから今年は頑張ろう」と言い続けています。これでは本来の子どもたちとの関わりに時間が取れず、子どもたちの成長に寄り添う余裕さえなくなってしまいます。定年まで、ずっと自分の時間もなく落ち着かなかったらと思うと続けていく自信がなくなります。
教員は公務員ですが、提供されているサービスが、どれも個人のサービスの上に成り立っていることを家庭や社会に広く知ってもらいたいです。
ニュースを見て、退職されているであろうご年齢の先生が戦っておられることを知りました。先生は、ご自身のためでなく、私たち後輩の未来のために戦ってくださっているのだとすぐ分かりました。私の周りには、心労で病休に入った仲間、辞職や自殺に追いやられた仲間もいます。そんな現場では、いい人材が集まってきませんし、子どもたちの明るい未来はありません。
どうかこの労働環境が改善されないものかとずっと悩んできましたが私にはどうすることもできず、何をすればよいのかさえ全く考えが浮かんできませんでした。
私たちのために立ち上がってくださったことを知り本当に感謝しております。
先生を、心の底から応援しております。
日本全国の教員、子どもたちの未来のためにありがとうございます。
我々の代表として頑張ってください。応援することしかできませんが。
教師は毎日残業し、休日出勤できる人ばかりではありません。この状況が続くようなら、私は退職することになりそうです。
無賃金の長時間労働に何となく「これって変じゃないか?」と思っていたのが確信に変わっています。
現在は仲間を巻き込んで主体的な業務削減、持続可能な教育界を作るために身近なところから変えていくよう努力しているところです。
田中先生、お身体に気をつけた頑張ってください!!未来を掴みましょう!!
教員の仕事は楽しく、子どものためになるのは事実ですが、それが麻酔のように私たちの感覚を麻痺させて、気づいたら心も体もボロボロになっているときがあります。
今回、未来の教員のために戦っている先生がいることを知り、私たちがより教育に専念できる明るい環境になるならと思い、お手伝いをしたいと思いました。頑張ってください。
生き生きとみんなが働くことができる労働環境になることを願っています。田中先生のことを応援してます。
私も一教員として職場の働き方を変えようと奮起しておりますが、うまく行きません。そんな中、田中まさおさんを知りました。この裁判は日本を変えると、大いに期待しています。
しかし、これに甘えず自分自身でも働き方を変えていけるよう、頑張ります。
子供の教育は国の未来に繋がっています。この国はどうなってしまうのでしょう。
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