「鳥は空に魚は水に人は社会に」訴訟 Psychiatric State Compensation Litigation

精神病院に閉じ込められたまま人生の大部分を過ごす人たちが多くいます。精神障害を持つ人も地域で暮らせるようにという世界の潮流に逆行した日本の精神医療は、国際的にも大きな批判を浴びています。この訴訟は、日本の悲惨な精神医療を長年にわたり放置してきた政府の不作為責任を問い、国家賠償請求を行うものです。私たちは、この訴訟を通じて、病院中心に偏った精神医療から地域精神医療への転換が行われることを目指します。 Many people spend most of their lives confined in psychiatric hospitals. Japan's mental health care has gone against the global trend of allowing people with mental disorders to live in the community, and has been criticized internationally. This lawsuit seeks to hold the government responsible for its inaction for years in neglecting the deplorable state of mental health care in Japan, and to seek compensation from the state. Through this lawsuit, we aim to see a shift from hospital-centered mental health care to community mental health care.
ケースに支援いただいた方たちのコメントです Comments from the people who supported the case

精神薬の薬害もそうですが、精神病院の長期入院は遥かに重大な問題。
毎日新聞が報じましたが、90年以上入院しているという記録もあります。
日本は世界一精神病院が多い国ですが、これは世界に恥ずべき国家的犯罪です。
どれだけの人が何十年も閉じ込められていると思っているのか。
また、精神薬の薬害も更に多くの人が苦しんで、あるいは死を選んでいる。
精神薬の新規処方は禁止し、精神科医は被害者の救済に専念すべき。
日本の精神医療は破壊的状況。
これなら、途上国で暮らしていた方が余程ましなんじゃないですか。
わたくしごとですが、母は統合失調症、妹は自殺未遂で閉鎖病棟に入院したことがあります。
毎度毎度、患者を治療ではなく管理するために作られた精神科病棟の独自ルールに苦しむ姿を目の当たりにしてきました。
この訴訟によって、風通し良く安心できる治療体制が整うきっかけとなることを切に願っております。

頑張ってください。


頑張っていきましょう!

弁護士個々人が入院患者の後見人になり退院させて、かつ国家賠償請求の代理人になれば救われる方々も増えるのではないでしょうか。





そして、精神医療の誤った歴史を正しい道筋に変えていくのは、今まで苦しんだ精神当事者やその家族の皆さま、また関心や疑問を感じ関わってきた市民の皆さま、知らないこれから知る市民1人1人の皆さま、そして、心から正しき医療福祉を願う精神医療福祉関係者の皆さま、各医療機関の皆さまです。共に力を合わせましょう。


裁判は長いので月額定額課金で支援したいです。

患者さんを精神病院に閉じ込めるのではなく、回復をサポートするひらかれた精神医療へ。私も、家族も、友人も、誰もが安心して受けられる精神医療へ。この訴訟を通じて国が謝罪し、政策を大きく変えることを強く望みます。
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2021. 3. 4
私自身、山奥の精神科病院に送られそうになり必死に逃れた身ですので、他人事ではありません。
伊藤さんご自身のことはもちろんですが、仲間のために闘ってくださりありがとうございます。
お気持ち程度の寄付しかできませんが、応援させてください。